木村滋 (昆虫学者)

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木村 滋(きむら しげる、1939年- )は、日本の昆虫学者。農学博士。

人物[編集]

1939年生まれ。1966年東京教育大学大学院農学研究科修士課程修了。1972年「家蚕の幼虫脱皮とキチン分解酵素に関する研究」で東京大学農学博士。1966年農林省蚕糸試験場(蚕糸・昆虫農業技術研究所)入所。主として昆虫ホルモンの作用機構の研究に従事。その後、農林省農林水産技術会議事務局研究調査官、研究開発官、蚕糸・昆虫農業技術研究所遺伝育種部長、企画連絡室長、所長。退職後、(社)農林水産技術情報協会技術参与、一般財団法人総合科学研究機構研究員。

著書[編集]

  • 『昆虫に学ぶ』(工業調査会, 1996.4)
  • 『ナミテントウ虫の観察日記』(ミヤオビパブリッシング, 2018.3)
  • 『実録ナミテントウの世界』(総合科学研究機構, 2020.4)

共編著[編集]

  • 『未来を拓くグリーンハイ・テクノロジー』(加藤明治共編著. 農林統計協会, 1984.6)
  • 『昆虫バイオ工場』(編著, 今西重雄, 田村俊樹 著. 工業調査会, 2000.9)