木になる森さん
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『木になる森さん』(きになるもりさん)は、林雄一による日本の漫画作品。
概要[編集]
『ComicWalker』で2016年11月30日から2017年5月15日まで連載された。
ストーリー[編集]
植物オタクで人付き合いが苦手な大人しい男子高校生牧島富也と木になることのできる体質の緑人であることなどからみんなから嫌われていると思って一人でいる女子高校生森陽苗。二人は友達となり、不器用ながらも少しずつ距離を縮めていくのだった。
登場人物[編集]
- 牧島 富也(まきしま とみや)
- 本作の主人公。メガネをかけたおとなしい男子で他の人と話すのが苦手。高校生になってもクラスで一人で過ごしてしまうことが多い。植物のことは大好きで、植物が関わるとついつい周りが見えなくなってしまう。
- 同じ高校に通っていた森が緑人だと偶然知り、そのことがきっかけで友達となる。森とはお互いに不器用なこともあって、うまくコミュニケーションをとれないこともありながらも徐々に距離を縮めていく。
- 森 陽苗(もり ひなえ)
- 牧島と同じ高校で別クラスの2年2組所属の生徒。緑人と呼ばれる植物に姿を変えることのできる女子高校生。心拍数が急激に上がると木になる能力をコントロールできなくなってしまう。表情があまり変わらないために気づきにくいが、手が他の人に少し触れただけでも緊張してしまって心拍数があがり能力をコントロールできなくなる。嬉しいと思った時には頭に花が咲く。
- 木になっても怖がらなかった牧島と出会えてうれしくなって友達になる。牧島とはお互いに不器用なこともあって、うまくコミュニケーションをとれないこともありながらも徐々に距離を縮めていく。
- 森 月葉(もり つきは)
- 森陽苗の妹。一年一組。可愛い女の子として高校に通って早々に人気者となる。活発で明るく、初対面の相手にも物おじしない。
- 姉と仲良くしている牧島がどんな人物かを調べようと偶然を装って近づく。そして、牧島が落としてしまったハンカチを一生懸命探してくれたことなどから、牧島が姉に危害を加えるような人間ではないと判断して安心。二人の仲を応援したりする。
用語一覧[編集]
- 緑人(ドリアード)
- 百万人に一人しか生まれないと言われている生まれながらに植物の遺伝子を持っている人間。草木や花に姿を変えることができる。
単行本[編集]
巻数 | 初版発行日 | ISBN | 備考 | サブタイトル | ||
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木になる森さん | 2017年6月23日(2017年6月23日発売[1]) | ISBN 978-4-04-069125-1 |
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