暴風
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暴風(ぼうふう)とは、一般的には非常に強い風のことである[1]。
定義[編集]
- 気象学的には、ビューフォート風力階級における風力階級10のこと(風速24.5m/s以上)であるが、10を全強風、11を暴風とする場合もある[1]。
- 気象庁の予報用語では「暴風警報基準以上の風」として位置づけられている(後述)[2]。台風情報においては、風速25m/s以上のエリアが暴風域(ぼうふういき)となる[2]。
- 世間一般では、非常に強い風・大嵐を指して「暴風」と通称されることがある。「強風」よりもさらに強い風というニュアンスで使われる。
風の強さに関する用語[編集]
気象庁では、この他にも風の強さに関する主な用語として、以下のような語を定義している[2]。
- 静穏 - 風力0(風速0.3m/s未満)
- やや強い風 - 風速10m/s以上15m/s未満
- 強い風 - 風速15m/s以上20m/s未満
- 非常に強い風 - 風速20m/s以上30m/s未満
- 猛烈な風 - 風速およそ30m/s以上 または 最大瞬間風速50m/s以上
参考までに、「強風」および「暴風」の定義は次のようになっている[2]。
- 強風 - 風の強い状態の総称
- 暴風 - 暴風警報基準以上の風 (ただし警報の基準は地域ごとに異なる)