春の大曲線
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春の大曲線(はるのだいきょくせん)とは、北斗七星からからす座に至る恒星の並び。5月末の夜9時頃に南の空に見える。
構成[編集]
北斗七星の柄の根元の部分にあるフェクダから、メグレズ、アリオト、ミザール、ペネトナシュを通り、うしかい座のアークトゥルス、おとめ座のスピカを経由して、からす座ベータ星に達し、からす座エプシロン星またはアルキバで終わる。ちなみに、さらに延長していくと、コップ座、ろくぶんぎ座、やまねこ座を通り、再び北斗七星に至るような円を描くこともできる。この円の中心はしし座のレグルス付近になる。
目印[編集]
アークトゥルスとスピカは春の大三角のうちの2つの恒星と重複しており、春の大曲線と春の大三角で、春の星座を捜せる。