春の大三角(はるのだいさんかく)とは、しし座のデネボラ、うしかい座のアークトゥルス、おとめ座のスピカをつないだ三角形のこと。ほぼ正三角形である。重心はおとめ座のミネラウバ付近。
5月下旬の夜9時頃、南の空に見られる。東京では、夜9時なら、2月下旬から8月初めまで全体が見られる。なお、天の赤道を跨ぐので、全域が周極星となる場所はない。
アークトゥルスとスピカは春の大曲線と重複しており、春の大曲線と合わせて、春の星座探しに便利。