明神池(みょうじんいけ)とは、奈良県吉野郡下北山村池峰に存在する池である。
池の周囲はおよそ1キロほどで、奈良県内では最大の天然湖とされている。流水口も排出口も無く、「出ず入らずで、ふえもせん、へりもせん」と言われ、伝説も多い池である。
伝えるところによると、天武天皇の時代にこの池の底から轟轟と音がして、何日経っても収まらなかったので、これを聞いた役行者が3日間の祈祷を行い、その結果として池に住む水神の怒りを鎮めることができたという。そのため、明神池を御神体として池畔に池神社を建立し、水神を祀ったという。
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