昆虫食
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昆虫食とは、字義どおり、昆虫を食べることである。
概要[編集]
日本ではイナゴ、コオロギ、ハチノコ、蟻、蚕、テッポウムシ、ザザムシ他多種あるため、「なるほど」と思うだけだが、いわゆる銀蠅のウジとかになると嫌悪感も激しいこともあり、昆虫ではないがミミズなども「昆虫食」に含まれることもある。
なお、タイなどではわりと普通であり、セミやタガメ、(昆虫ではないが)サソリも食用とされる。同じく昆虫ではないが、クモであるタランチュラも食される。オーストラリアや中国では、オオムカデを食用としている。
収穫できる時期や条件が限定される割に常温で保存できる期間が短く、生産量でも家畜に比べて少ない。そのような事情もあって、季節の珍味や獲れる時期の食糧の足しにするの範疇を出ない。
通販サイトで、パックや缶詰に入った昆虫食が、販売されている。
2020年代から環境負荷が家畜より低く、将来の食糧危機への備えという建前で昆虫食を推進しようとする動きが出て、学校給食の食材に試験採用するなどされたが、消費者からの忌避感は極めて強い。ただし養殖魚の餌として昆虫が有用ではないかという研究もある。
脚注[編集]