日本基督教団安藤記念教会
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宗教法人日本基督教団安藤記念教会（にほんきりすときょうかいあんどうきねんきょうかい）は、東京都港区元麻布にある日本基督教団の教会。
元外交官で禁酒運動家の安藤太郎が1917年（大正6年）2月11日に創立した。安藤は1915年（大正4年）に死去した文子夫人の遺志を継いで、自宅を「日本メソジスト銀座教会安藤記念講義所」とし、翌1918年（大正7年）に「安藤記念教会」として設立が許可された。1917年（大正6年）9月に現存する教会堂の献堂式が行われた。1923年（大正11年）に「福音伝道は幼児教育から始まるべき」として付属幼稚園が創立された[1]。
蔦に覆われた石造りの教会堂は1917年（大正6年）に建てられたもので、2004年（平成16年）3月30日に「日本基督教団安藤記念教会会堂」として東京都選定歴史的建造物に指定されている。大谷石（一部は小松石）による組積造で、南西の角に2階建の塔屋、南北にステンドグラスが嵌め込まれたアーチ窓がある。吉武長一が設計、小川三知がステンドグラスの製作を担当した。
教会堂の裏にある青い三角屋根の建物が、教会運営の「安藤記念教会付属幼稚園」。周辺は高級住宅街で各国の大使館、元麻布ヒルズ、麻布氷川神社、西町インターナショナルスクール、有栖川宮記念公園、東京都立図書館などが存在する。