日本人妻

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日本人妻 (にほんじんつま) は、朝鮮民主主義人民共和国に渡った日本人の妻のことである。

概要[編集]

1960年から1984年までの間に赤十字、北朝鮮政府、日本政府による在日朝鮮人の帰国事業で北朝鮮に渡った日本人の妻、約1800人のことである。

さらに当時は新聞各社とテレビ各社が地上の楽園として報道したことで帰国者が増えた。

日本政府や国民は日本で差別される在日朝鮮人を地上の楽園に帰国させたほうがいいのではないかと考えていた。しかし実際には当時貧しい日本よりもさらに貧しい状況で、メディアのみならず朝鮮総連の関係者すら北朝鮮の実態を知らないという状況であった。

新潟港から出港し清津港に到着後、多くの日本人妻が現地で労働者となり、その後は餓死、行方不明、政治犯として強制収容所に送られ亡くなるなど、拉致問題以上の問題となっている。

数名が自力で脱北し日本で朝鮮総連に対して抗議活動を行っている。

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