新田義之

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新田義之(にったよしゆき、1933年8月7日-2023年10月21日)は、比較文学者。

人物[編集]

石川県生まれ。哲学研究者新田義弘の弟。1958年東京大学教養学科ドイツ分科卒、1959-1962年西ドイツ・ハンブルク大学に留学。1964年東大大学院比較文学比較文化修士課程修了、東大教養学部助教授、1985年教授、1994年定年退官、山陽学園大学教授、2000年ノートルダム清心女子大学教授。1994年「リヒアルト・ヴィルヘルムと中国」で学術博士(東大)。

木下杢太郎、リヒャルト・ヴィルヘルム、またルドルフ・シュタイナーなどを研究、翻訳した。

著書[編集]

  • 『太田先生と古典の世界』杢太郎記念館 1974
  • 『木下杢太郎』小沢書店 1982.7
  • 『リヒアルト・ヴィルヘルム伝』筑摩書房 1994.12
  • 『比較文学への誘い 東西文学十六章』大学教育出版 1998.4
  • 『文化と教養 比較文学講演の旅』大学教育出版 2000.5
  • 澤柳政太郎 随時随所楽シマザルナシ』ミネルヴァ書房(ミネルヴァ日本評伝選)2006
  • 『東北大学の学風を創った人々』東北大学出版会 2008.6
  • 『日本の祝日と祝祭 シュタイナー幼児教育の充実のために』涼風書林 2012
  • 『澤柳政太郎 その生涯と思想』本の泉社 2014