放課後ラッキーガール
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『放課後ラッキーガール』(ほうかごラッキーガール)は、菅原健二による日本の漫画作品。
概要[編集]
『月刊ドラゴンエイジ』2014年8月号から2016年2月号まで連載された漫画作品。単行本第1巻の帯には武田弘光の推薦状もあり、巻末にはイラストを提供している[1]。
ストーリー[編集]
父親が旅に出たことで、秋月七尾は喫茶店の店長をすることになる。そこにバイトで面接にきた水瀬アクアを採用したところ、彼女は超絶ドジっ娘なことが判明。しかし、彼女のドジは幸福を呼ぶ効果もあることが分かり、自分の人生を変える逸材かもしれないと七尾は喜ぶのだった。
登場人物[編集]
主人公[編集]
- 秋月 七尾(あきづき ななお)
- 本作の主人公。父親に代わって喫茶店「自遊人」の店長をすることになる。
- 典型的なマニュアル人間で、基本的なことはこなせるが応用ができない。昔から水関係でトラブルを起こしやすい。
ヒロイン[編集]
- 水瀬 アクア(みなせ アクア)
- 七尾の父親が家を出た日に、喫茶店「自遊人」のバイト面接にきて、七尾に採用された女の子。髪はポニーテールにまとめている。
- ドジっ娘属性もちで、パンチラを始めとしたラッキースケベを引き起こす。そのドジが幸運を呼びこんでいる。
- 手の平サイズの球と相性がよく、卓球でも球がラケットの方に当たってくるので強い。大きい玉も得意で、大玉転がしや玉入れも得意。
- 伊奈葉 つかさ(いなば つかさ)
- 七尾の幼馴染で、七尾に片思いしている。七尾のことは「ナオ」と呼んでいる。三ノ宮高等学校剣道部所属。
- 貧乳を気にしている。華とは、七尾を巡って喧嘩をしたりもする。
- 第13話では福引で当たった温泉チケットで七尾と二人で一泊二日で行こうとしたが、アクアも同じチケットを当てたためにみんなで行くことになってしまう。
- 野々宮 華(ののみや はな)
- 野々宮家の令嬢。髪型は黒髪ロング。喫茶店「自遊人」の女性店員の一人。服装のちょっとした乱れも許せない性格。七尾に好意を抱いており。アクアと七尾の距離が近づいたりすると嫉妬する。
- 当初、ドジっ娘属性をもつアクアを解雇するように要求。しかし、アクアに抱き寄せられて頭を撫でられて、ストレスによる偏頭痛が治ったことで働くことを認める。
- 父親のセッティングしていたお見合いから逃げていたときに七尾と初めて出会う。
- 伊奈葉 珠(いなば たま)
- つかさの姉。アクアを気にいって、喫茶店「自遊人」で働く。幼女のような見た目だが、19歳。中学のときに米国に言っていた。
- 10分活動するのにドーナツ1個分のカロリーと糖分が必要。チョモランマカップケーキがお気に入り。
- 機械に強く、店の壊れた機材も自力で直す。ただ、必要以上のアップグレードを意図的に行って、アクアのドジっ娘属性を引き出したりするなど、悪戯好き。
- 棚幡 阿智子(たなばた あちこ)
- 七尾の通う学校の先生。化学を教えている。お団子頭に眼鏡という出で立ち。七尾の学費を払うのを少し待ってもらうように話をつけるなどしている。
- 心優しい先生として過ごしているが、実は七尾の困り顔が大好きな変態であって困り顔を見るとヨダレがだだ漏れになる。7杯目で父親がいないことが心配で抜き打ち家庭訪問に来たという名目で家を訪ねる。そして、入浴中の七尾と一緒にお風呂に入り、七尾を縛って空中に浮かせる。そして、ドリルで七尾を下から天元突破しようとしたところで、アクアが家を訪ねてきた。すると、アクアのラッキースケベ体質が発動して、アクア、阿智子、七尾の三人が紐で絡まってしまう。その後、アクアの力でオーバーヒートしたドリルによって三人とも抜け出した。
- 借金取りに家を囲まれた七尾の困り顔をみてから、七尾の困り顔の顔型を集めて「七尾悲宝館」として世界に発信することが夢となる。
- ナターシャ
- 珠の大学時代の友人。巨乳。極度の人見知りで珠以外の人間とはうまく話せない。
- 珠を追いかけて米国に連れ帰ろうとするが、アクアと格闘ゲームで勝負することになる。格闘ゲームに負けて珠を米国に連れ帰ることには失敗するも、オンラインゲームを見ていたナターシャにゲーム会社からスカウトがきて、日本で働くことになる。
- コスプレをしているときはある程度は人と話せる。2年前に珠に連れられて日本に来た時にコスプレをしたのが始まり。
- 幾歳 かなえ(いくとせ かなせ)
- 14杯目より登場。アクアの友人。小柄な女子。袋小路商店街のB級グルメ祭りに新作メニューを考えるために「自遊人」に呼ばれた。コンクールで賞を取るくらい料理はうまいが、下ネタ妄想をしないと料理ができない。
- 仁科 つより(にしな つより)
- 16杯目より登場。七尾の父親に言われて七尾の妹としてやってくる。七尾の父親が親友から預かった娘。
- 触れた相手を不幸にしてしまうアンラッキーガール。
その他[編集]
- 安室(あむろ)
- 七尾の友人の男子生徒。七尾によく相談に乗ってもらっている。
- 人付き合いが苦手だが、アクアによってはっちゃけた。
- 安部(あべ) / 田和場(たわば)
- 5杯目で登場した男三人組。見た目は怖いが、善良な市民。迷子になって野々宮家のプライベートビーチに迷い込む。つかさの恋路を応援しようとしたりした。
- 13杯目で再登場して、バイトをしている温泉旅館に泊まりに来た七尾たちと再会。そこで、「たわばの湯」と命名される源泉を見つけたことで三人でオーナーとなっている。
- 七尾の父親
- 金銭感覚が滅茶苦茶で借金を重ねた父親。七尾の貯金を全額引き出して、書き置きに喫茶店「自遊人」を任せる旨を残して旅に出た。
- 大福(だいふく)
- 9杯目に登場した犬。新しい子犬が来てから飼い主とのスキンシップが減ったことにモヤモヤして、家出をしたところ「自遊人」に迷い込む。野々宮たちに飼い主のところに送ってもらう。そして、野々宮が七尾に「七尾くんのまかないが食べたいのっ」と素直にいったのを見て、自分も飼い主とスキンシップを積極的にとろうとするのだった。
- 武藤(むとう)
- 男性教員。阿智子にプールの体育の授業に出席するように言う。
- 爺や(じいや)
- 野々宮家の執事。華を見守る。
用語[編集]
- プルプルW白桃(ダブルはくとう)のチョモランマカップケーキ
- 3杯目でクリームだらけになっているアクアと華をみて、七尾が思いついた新メニュー。
単行本[編集]
ドラゴンコミックスエイジ(富士見書房)より発売。全3巻。
タイトル | 初版発行日 | ISBN | 備考 | サブタイトル | ||
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放課後ラッキーガール 1 | 2015年2月9日(2015年2月9日発売) | ISBN 978-4-04-070500-2 | 武田弘光がゲストイラスト |
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放課後ラッキーガール 2 | 2015年8月9日(2015年8月8日発売) | ISBN 978-4-04-070662-7 | オカヤドがゲストイラスト[2]。 |
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放課後ラッキーガール3 | 2016年2月9日(2016年2月9日発売) | ISBN 978-4-04-070804-1 |
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