指導力不足教員

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指導力不足教員(しどうりょくぶそくきょういん)とは、子供に対する指導力が不足しているとされる教員である。

概要[編集]

公立学校の教員採用は各都道府県または政令指定都市教育委員会が行っており、指導力不足教員の定義は各教育委員会が行う。指導力不足の認定は各教育委員会内部に設置された教育委員会職員と委員会が推薦する外部の医師、弁護士、民間企業の役員、大学教授などによって構成された判定委員会が行い、認定された教員は半年から2年程度の研修の受講を命ぜられ、その結果次第で教壇に戻ることが許されるか、教壇を去るべきか判断される。

指導力不足が疑われる場合、判定会議にかける前に当該教員に意見聴取や面談の機会を設け、そこで事情を聞き取る。

定義は各地で異なるものの、疾病・障害以外の理由で教員としての資質に重大な疑義が生じている者が共通している。

私立学校での指導力不足教員は各学校で定義・認定を行う。