戦車シリーズ
概要[編集]
戦車シリーズとはscratcherのtatbanzai氏が作った陸上ミリタリーゲームの総称で、同シリーズは全ての作品が人気・急上昇・流行1位を獲得した事で広く名を知られている。
内容としては、戦車を操作しステージ毎に出現する敵戦車を殲滅すれば勝利となる。
詳細 [編集]
登場戦車[編集]
ドイツ軍[編集]
・シリーズ中T-34-85中戦車と並んで最も多く登場しており、かつシリーズ中最強の戦車である。
・シリーズ第一弾[超重戦車Maus]で自機として登場。同作はtatbanzai氏が最も力を入れて完成させたもので、戦車シリーズの中でも最高級のクオリティを誇る。 第一ステージから第四ステージまであり、自機が第二次世界大戦最強の戦車である事も相まって第四ステージ(最終ステージ)にはIS-4・IS-7等の戦後車両を始めとする大量の敵戦車が配備されており、一両一両に個別の動作プログラムが設定されているため戦闘開始後の敵部隊の動きも連携が取れていてかつ迅速であり、戦術の幅が極めて広い為とても楽しめる内容となっている。同シリーズで唯一副砲が実装されており、主砲装填中の隙を無くす・戦術の幅を更に広げる等に役立っている。
・シリーズ第二弾[中戦車T-34]で最終ステージのラスボスとして登場。Scratchのシステム上敵cpuの砲塔を一定の速度で滑らかに旋回させ自機を照準で追うというプログラムを作るのは極めて困難であったためゲーム公開当初は3秒毎に敵戦車の砲塔が自機を指向するという仕様になっていたが、自機がMausを撃破するのに50〜150発程の命中弾が必要だったのに対しMausは1撃で自機を撃破出来る為Mausの撃破はほぼ不可能に等しくMausのHPを三分の一削るだけでも極めて高度な砲弾回避術が要求され、当時数万人がこの作品をプレイしたもののMausを撃破出来たのは僅か7人という有様だった。 後にミリタリー界でtatbanzai氏と並んで有名なtogohehachiro氏、Scratcherの中でも最高レベルの頭脳を持っていると称され多くの人から尊敬されているEinstein氏が協力して数ヶ月の苦闘の末砲塔旋回システムを開発した事によりこの問題は解決し以前より容易にMausを撃破出来るようになった(砲旋回システム導入後にtatbanzai氏がクラウド変数を用いて行った計測によるとMaus戦のクリア率は0.5%程)。
・シリーズ第三弾[軽戦車Leopard]で最終ステージのラスボスとして登場。第二弾自機のT-34よりも機動力が遥かに高い為Mausの砲弾を回避する・至近距離に張り付いてMausの砲旋回を追い付かせず一方的に攻撃するNDKなど幅広い戦法を取る事ができ、第二弾に比べ比較的容易である(砲旋回システム導入後にtatbanzai氏がクラウド変数を用いて行った計測によるとMaus戦のクリア率は1.25%程)。
・シリーズ第五段[主力戦車VT1-2]で第三ステージのラスボス及び最終ステージのラスボスとして登場。自機が戦後戦車なので第二・第三弾の自機とは火力が桁違いであり、第三ステージに登場するMaus一両の撃破は容易である(tatbanzai氏がクラウド変数を用いて行った計測によると第三ステージMaus戦のクリア率は7.5%程)。ただし、自機は無砲塔戦車なので独特の難しさもある。 当初は第三ステージが最終ステージであったが、あまりにも撃破が容易である為ゲーム公開から半年後に第四ステージが新たな最終ステージとして実装された。内容としてはMaus2両に加えT-34-85、Leopard、SU-152、ISU-152等複数の護衛が随伴しており、さらに護衛車両はプログラム上常にMausの付近から離れない。 自機は120mm滑空砲2門という圧倒的な火力を持っている為敵護衛車両はほぼ全て一撃で撃破出来るが、装甲がないため常に敵の砲弾を回避し続けなければならない。特にMaus・ISU-152の砲弾は2、3発被弾しただけでも撃破される。なので、クリアは極めて難しい(tatbanzai氏がクラウド変数を用いて行った計測によると最終ステージMaus戦のクリア率は0.25%程)。
・シリーズ第六弾[ドーラ80cm列車砲]で味方として3両が登場。敵戦車の大半がT-34-85やKV-2、IS-2等なので圧倒的な強さを見せ、本車が撃破される事は殆ど無い。
・シリーズ第七弾[中戦車チハ]で隠しステージにラスボスとして登場。自機はMausに一切ダメージを与えられない為クリアは不可能である。
・シリーズ第八弾[駆逐戦車FV215b-183]で通常戦の最終ステージラスボス・市街地戦の最終ステージ隊長車として登場。自機は183mm砲を搭載しており1発1発においては圧倒的な火力を誇りMausですら4発の貫通弾で撃破出来るが砲撃後の装填時間が20秒と異常に長く、市街地戦では自機が遮蔽物に隠れる事ができるのでクリアは可能だが遮蔽物のない通常戦はまずクリア不可能である。 そもそも通常戦のMausはtatbanzai氏がネタとして実装した物であり、Mausを撃破しなくとも最終ステージの前ステージと市街地戦の最終ステージをクリアすれば実績「ゲームクリア」を獲得できるため特に支障はない。
・シリーズ第九弾[中戦車パンター]で最終ステージラスボスとして登場。自機はMausの主砲弾に複数発耐えられMausの背面に回れば結構な確率で砲弾が貫通する為、Mausの撃破は容易である(tatbanzai氏がクラウド変数を用いて行った計測によると最終ステージMaus戦のクリア率は5%程)。
・シリーズ第二弾[中戦車T-34]で隠しステージに3両が登場。3両の機関砲一斉射は一瞬で自機を撃破出来る為隠しステージの難易度はかなり高い。
・シリーズ第三弾[軽戦車Leopard]で自機として登場。シリーズの登場車両中最高の機動力を誇り、装填時間は長いものの16連射できる高火力の機関砲を搭載しているため爽快感はシリーズ中最高レベルである。使い勝手がとても良く、最終ステージの突破も比較的容易である(砲旋回システム導入後にtatbanzai氏がクラウド変数を用いて行った計測によるとMaus戦のクリア率は1.25%程)。
・シリーズ第五段[主力戦車VT1-2]で最終ステージに登場。 機動力が高い為砲撃を当てづらく、自慢の高火力で自機を苦しめた。
・シリーズ第四弾「特攻兵器ゴリアテ」で自機として登場。tatbanzai氏が暇潰しとして僅か3日で作り上げた物であり、これまでのシリーズ内の全ての作品に共通していた「撃ち合う」というコンセプトがラジコン式無人自走爆弾であるゴリアテを操縦し敵の攻撃を避けつつ「特攻して自爆し敵を撃破する」というものに置き変わっている。 当初は適当に作られた本作ではあるが、結局大規模なアップデートを施し本格的なゲームになった。ただし自機は何回撃破されても無限に復活出来るので、ゲームオーバーにはならない。
・シリーズ第五段[主力戦車VT1-2]で自機として登場。装甲がない上無砲塔戦車であり扱いに慣れが必要だが、火力は非常に高い。 2連装砲を搭載しているので、独特の楽しさがある。 自機が強力である分最終ステージにはMaus2両を始めとした多数の敵車両が配備されている為、クリアは極めて困難である。
・シリーズ第六弾[ドーラ80cm列車砲]で自機として登場。自機が前線で敵と撃ち合うのではなく、後方から前線に支援砲撃をするといったものになっている。圧倒的な火力で前線に絶大な火力支援を出来るため、第三弾のLeopardと共に爽快感は最高レベル。 本作にはステージの概念は無い。
・シリーズ第六弾[ドーラ80cm列車砲]で味方として多数登場。T-34-85やKV-2、IS-2等を圧倒するが稀に出現するIS-4、IS-7には撃破される。
・シリーズ第九弾[パンター中戦車]で自機として登場。自機は走・攻・守全てにおいてT-34-85の完全上位互換である為、シリーズ第二弾[中戦車T-34]に比べ最終ステージのMausの撃破がかなり容易である(tatbanzai氏がクラウド変数を用いて行った計測によると最終ステージMaus戦のクリア率は5%程)。 また、走攻守のバランスが取れており使い勝手が非常に良い。
日本軍[編集]
・本車はシリーズ中最弱の戦車である。
・シリーズ第七弾[中戦車チハ]で自機として登場。 その為最終ステージのラスボスですらT-34-85中戦車という有様である。無論、1発でも被弾すれば撃破される。隠しステージにMausが実装されているが、砲弾貫通率が0%なのでクリア不可能である。
ソ連軍[編集]
・シリーズ第二弾[中戦車T-34]で第二ステージに登場。同ステージに登場するKV-2と連携し、第二ステージとは思えない難易度の高さを見せつけた(tatbanzai氏がクラウド変数を用いて行った計測によると第二ステージのクリア率は5%程)。
・Mausと並んでシリーズ中最も多く登場している。
・シリーズ第一弾[超重戦車マウス]で第一・第二ステージに登場。自機の主砲に一撃で撃破されるが、副砲には数発耐える事が出来る。しかし火力においては自機を撃破する事がほぼ不可能な為、第一ステージはシリーズ中最も難易度の低いステージである(tatbanzai氏がクラウド変数を用いて行った計測によると第一ステージのクリア率は約100%)。
・シリーズ第二弾[中戦車T-34]で自機として登場。何かと癖の強い同シリーズの他の自機車両とは異なり、シリーズ第九弾[中戦車パンター]の自機Pantherと共に走攻守のバランスの取れた使い勝手の良い戦車である。最終ステージのMaus戦はかつてシリーズ中最も難易度の高いステージとして知られていたが、砲旋回システムの導入によりMausの撃破が以前より容易になった(砲旋回システム導入後にtatbanzai氏がクラウド変数を用いて行った計測によるとMaus戦のクリア率は0.5%程)。 隠しステージではLeopard3両が登場するが、3両の機関砲斉射をまともに被弾すれば一瞬で撃破される為、難易度はかなり高い。
・シリーズ第三弾[軽戦車レオパルト]で第ニステージに登場。 自機と正面から撃ち合えばほぼ互角であり、同ステージにはKV-2 1両に加え本車2両が登場するため難易度は割と高い。 ・シリーズ第四弾[特攻兵器ゴリアテ]で第ニステージに登場。装填時間が短い本車は自機迎撃能力が高く、自機を攻撃しつつも常に自機から逃げるので、自機が本車を撃破するには相応のテクニックが要求される。
・シリーズ第五段[主力戦車VT1-2]で第一・第二・第四(最終)ステージに登場。本車は自機に一撃で撃破される為第一・第二ステージの突破は容易いが最終ステージではMausの護衛という立ち位置の上多数いるのでかなり厄介である。
・シリーズ第六弾[ドーラ80cm列車砲]で登場。80cm榴弾の爆発範囲にいれば勿論、爆風範囲であっても吹き飛び一撃で撃破される。無論、前線のMaus・Panther等の自機陣営cpu車両にもすぐに撃破される。
・シリーズ第七弾[中戦車チハ]で最終ステージラスボスとして登場。 自機がシリーズ中最弱であり本車は走・攻・守全てにおいて圧倒的に優れている為、本車の撃破は極めて難しい(tatbanzai氏がクラウド変数を用いて行った計測によると最終ステージのクリア率は0.25%程)。
・シリーズ第九弾[中戦車パンター]で第一・第二ステージに登場。自機は走・攻・守全てにおいて本車の完全上位互換である為、第一ステージの突破は極めて容易である。
・シリーズ第一弾[超重戦車マウス]で第一・第二ステージに登場。自機の主砲に一撃で撃破されるが、副砲には数発耐える事が出来る。しかし火力においては自機を撃破する事がほぼ不可能な為、第一ステージはシリーズ中最も難易度の低いステージである(tatbanzai氏がクラウド変数を用いて行った計測によると第一ステージのクリア率は約100%)。
・シリーズ第二弾[中戦車T-34]で第一・第二ステージに登場。本車の重装甲も自機の85mm砲の前には歯が立たず5、6発ほどで撃破されるが、152mm榴弾砲を搭載している本車は2、3発程度で自機を撃破出来る為第二ステージはかなり難易度が高い。
・シリーズ第三弾[軽戦車レオパルト]で第一・第二ステージに登場。やはり本車の重装甲は自機の高火力機関砲には歯が立たず1、2斉射で撃破される。本車も自機を1、2発で撃破出来る為正面きっての戦闘では互角だが、自機は機動力を活かし至近距離に張り付いて本車の砲旋回を追い付かせず一方的に攻撃するNDKが出来る為、簡単に撃破される。
・シリーズ第四弾[特攻兵器ゴリアテ]で第一・第二ステージに登場。本車は一撃で自機を撃破出来るが、装填時間が長く低速な為最初の一発を外せばほぼ助からない。
・シリーズ第五弾[主力戦車VT1-2]で第一・第二ステージに登場。自機は戦後戦車であり火力が桁違いな為、装填が終わる前に一撃で撃破される。
・シリーズ第六弾[ドーラ80cm列車砲]で登場。80cm榴弾の爆発範囲にいれば勿論、爆風範囲であっても吹き飛び一撃で撃破される。無論、前線のMaus・Panther等の自機陣営cpu車両にもすぐに撃破される。
・シリーズ九段[中戦車パンター]で第二ステージに登場。本車の完全上位互換であるIS-2にすら正面から撃ち勝って撃破出来るPantherに本車が太刀打ち出来るはずも無く、簡単に撃破される。
・シリーズ第一弾[超重戦車マウス]で第二ステージに登場。砲弾が貫通すれば自機に大きなダメージを与えられるが、KV-2等に比べ驚異度が高いので優先的に狙われ、耐久力も低いので装填が終わる前に一撃で撃破される。
・シリーズ第六弾[ドーラ80cm列車砲]で登場。80cm榴弾の爆発範囲にいれば勿論、爆風範囲であっても高確率で撃破される。ただし圧倒的な火力を持つため自機陣営のPanther・TigerⅠ等に対し善戦する。
・シリーズ第六弾[ドーラ80cm列車砲]で登場。80cm榴弾の爆発範囲にいれば勿論、爆風範囲であっても高確率で撃破される。無論、前線のMaus等の自機陣営cpu車両にもすぐに撃破されるが、Pantherには多少の抵抗を見せ稀に撃ち勝つ。
・シリーズ第一弾[超重戦車マウス]で第二ステージボス・最終ステージ構成車両として登場。第二ステージは元々KV-2 4両・T-34-85 4両が実装されており自機が無双するだけのステージであったがアップデートでISU-152 2両・IS-4 1両が追加され、特に自機の主砲弾に複数発耐えその3分の2程を弾く事ができ自機に大きなダメージを与えられるIS-4の追加によりそれなりに楽しめるようになった。なお自機が無双するステージである事には変わりない。最終ステージではIS-4 4両がIS-7 1両の護衛として登場するが、本作の最終ステージはtatbanzai氏が最も力を入れて作り上げたステージで、戦車シリーズ中でも最高級のクオリティを誇る。その為このステージの各戦車には1両1両に極めて綿密なプログラムが組まれており、全ての車両が陣形を組み自機の動きに合わせて連携して行動する。自機が1両を集中攻撃しようと前に出ればすぐさま数両が側面・背後に回って包囲網を形成し、自機が下手に後退しようものならIS-7を中心とする密集陣形を組み一気に突き崩す。その行動プログラムは実に数百パターンに及び、難易度も相応に高い。プレイヤーも敵車両が様々な戦術をとる為多様な戦術でプレイする事が出来、tatbanzai氏が2021年2月に行った人気ステージのアンケートでも本ステージが263854票、二位が48267票、三位が44156票、四位が39568票、五位が34962票…と二位以下に圧倒的な差をつけて堂々の一位を取っている。