意思決定の方法

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意思決定の方法[編集]

主な意思決定の方法には、

1、ルールに従って決めなければならない問題(数学、自然科学、金融、法律の問題など)

2、誰かが独断できめていい問題(人名や会社名の呼び方、衆議院の解散、独裁国家など)

3、話し合い(原則全会一致)で決めるべき問題

4、投票や多数決で決めるべき問題(選挙、議案の採決など)

5、他人の同意が必要な問題(稟議、決済など)

6、他人任せでいい問題

7、あいまいでいい問題(世論、感情問題、量子力学など)

などがあるが、多くの人は問題の種類によってどの方法が適切なのかの区別があいまいで、意思決定の方法が不適切だと、問題に対する対応がうまく機能しないなどの弊害が発生する。 例えば、国連の安全保障理事会は、常任理事国の拒否権発動によってうまく機能しないことが多いことがその一例である。

意思決定の方法には、いくつもの方法があるが、多くの人はどの方法が適切なのかの区別があいまいなので、こういう問題が生ずるのである。意思決定の方法が不適切だと、問題に対する対応がうまく機能しないなどの弊害が発生する。