御所ヶ谷神籠石

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御所ヶ谷神籠石(ごしょがたにこうごいし)は、福岡県行橋市に存在する国指定の史跡である。

御所ヶ谷神籠石の中門

概要[編集]

行橋市とみやこ市の県境にある御所ヶ岳(ホトギ山)の中腹に存在する6世紀から7世紀頃にかけて九州中国地方に作られた神籠石系山城の一つといわれているが、日本書紀などに記録がなく、誰が何のために造ったのかわかっていない。山の中腹をおよそ3キロにわたって石垣状に積み上げた花崗岩が連なっている。門は7か所確認されており、中門の石塁は、きっちりとした石積みで、高さ7.5メートル、長さ18メートル。上下2段に築かれ、下段には縦横1メートル余りの巨大な水門を突出させており、見応えがある。北門からは京都平野を一望できる。御所ヶ谷神籠石周辺は史跡公園として整備が進められており、遊歩道を歩いて見学することができる[注 1]

アクセス[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. 2025年1月31日まで整備工事のため一部遊歩道が通行止めとなっている。御所ヶ谷神籠石整備工事のお知らせ参照

外部リンク[編集]