当直
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当直(とうちょく)は、官公庁、企業に在籍している従業員が交代で通常勤務時間外の業務を担当することである。
概要[編集]
日中に行う日直と夜間に行う宿直とに分かれており、24時間体制を敷くことが業務性質上必須となる職場でも、夜間・休日に所定の人員配置をすることが難しい或いは非効率な場合がある。そういった職場では当直制度を用いて勤務シフトの作成に柔軟性を持たせている。
夜勤や休日出勤と決定的に異なるのは通常勤務時間外の事業所内の定期巡視、緊急の電話応対・待機、文書の収受など当該労働者の本務ではない軽微な業務を行うという点にある。通常の勤務時間外に行われるため、法定労働時間の枠外であり、使用者は当直勤務に対する割増賃金の支払義務は生じない。しかし当直制度を実施するには所轄の労働基準監督署長の許可を得て就業規則などで当直勤務に入る従業員、当直を行う時間帯、当直手当の金額などを定める必要がある。
業種[編集]
当直勤務が行われている業種は
などで、以前は学校でも教師が交代で学校に泊まる宿直業務があった。