廣戸川
ナビゲーションに移動
検索に移動
廣戸川（ひろとがわ）とは、福島県天栄村にある松崎酒造において製造される日本酒である。
概要[編集]
松崎酒造における主力製品であり、すべてが福島県産の夢の香100％使用の日本酒である。1892年の創業時から受け継がれている銘柄であり、派手さはないものの地に足がついたようなしっかりとした品質から人気の高い日本酒である。
先代が病に倒れ、2012年に現在の杜氏に世代交代してから全国新酒鑑評会に出品をはじめ、そこから10年連続の金賞受賞を成し遂げている。その結果、それまで天栄村でのみ消費される酒であった廣戸川（隣町にすら卸していないほど）を一躍全国区へと押し上げた。
このような理由から販路が限られている日本酒であり、スーパーマーケットではなく日本酒に強い酒屋などで扱っている程度であった。しかし、2023年にはG7広島サミットに供される日本酒の一つとして選出。そのため需要が急激に高まり取次店でも売り切れることが多かった。
ラインナップ[編集]
いずれも一升瓶（1.8L）と四合瓶（0.72L）をラインナップ。一部商品は季節限定。
- 廣戸川 純米大吟醸
- 廣戸川 純米吟醸
- 廣戸川 純米吟醸無濾過生原酒
- 廣戸川 純米にごり生酒
- 廣戸川 特別純米
- 廣戸川 純米秋あがり
由来[編集]
名前の由来は天栄川を流れる釈迦堂川の村内での古い呼び名（広戸川）に由来する。