夢の香
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夢の香(ゆめのかおり)とは、福島県農業総合センターで平成12年に開発された稲の品種である。食用米ではなく酒造好適米に分類される酒米である。
概要[編集]
八反錦1号と出羽燦々を掛け合わせて作られた品種であり、平成3年から開発が続けられていた。酒造好適米としては福島県初のオリジナル品種であり、当時県内で多く育成されていた五百万石を上回るべく開発されたものである。登場当時の平成12年から県内各所で育成が開始され、翌年に福島県須賀川市でうつくしま未来博が開催された際には会場内で夢の香を使用して醸造された日本酒を試飲してもらう試みもされていた。
福島県は日本酒の酒蔵も多く、県内でも多くの酒蔵で使用されているほか、県内で開発された清酒酵母であるうつくしま夢酵母と合わせた日本酒が作られていることもある。