平田喜久雄

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平田 喜久雄(ひらた きくお、1919年2月10日[1] - 2006年8月5日)は、マルクス経済学者。福岡大学名誉教授[1]

福岡県八女郡水田村高江(現・筑後市)の久留米絣織物業の長男として生まれる。二川小学校、旧制八女中学校、旧制広島高等学校を経て[1]、1942年京都帝国大学法学部卒業[1][2]。軍隊を経て、1946年福岡銀行に入行。1947年福岡銀行を退職、織物業に。1953年九州大学経済学部大学院(旧制)に入学。向坂逸郎のゼミに所属[1]。1955年九州大学大学院理論経済学専攻修了[1][2]。福岡商科大学(1956年福岡大学に改称)に就職[1]。福岡大学経済学部助教授[2]、教授[3]。経済原論・中小企業論を指導[4]。1989年停年退職[1]社会主義協会[5]

著書[編集]

  • 『現代中小企業論』(中央経済社、1968年)
  • 『資本の論理』(編著、法律文化社、1971年)
  • 『資本論研究入門』(法律文化社、1973年、増補版1985年)
  • 『『資本論』の論理』(法律文化社、1978年)
  • 『経済学綱要』(川口武彦田中慎一郎福田豊共著、法律文化社、1978年)
  • 『我が道をゆく』(法律文化社、1998年)

出典[編集]

  1. a b c d e f g h 平田喜久雄『我が道をゆく』法律文化社、1998年
  2. a b c 平田喜久雄『現代中小企業論』中央経済社、1968年
  3. 大内兵衞向坂逸郎監修『大系国家独占資本主義 1 世界史と現代』河出書房新社、1970年
  4. 平田喜久雄先生13回忌同窓会(経済学部平田ゼミ&経済研究部OB) 一般社団法人福岡大学同窓会有信会
  5. 向坂逸郎『わが道を行く』労働大学、1976年

外部リンク[編集]