平岸は、北海道の札幌市の豊平区の一部区域を表し、アイヌ語で崖の終わりや端を意味する「ピラケシ」「ピラケシイ」から転じて出来た言葉である。
4万年前の大噴火で火山灰が積もり、その火山灰を川がえぐるような形で崖になり崖の先が平岸になった。火山灰の総量は150立方キロメートルである。火山灰のためか水はけがよくリンゴの栽培に適していたため平岸は明治から昭和にかけての一時期リンゴで有名だった。