平和条約(へいわじょうやく)とは、交戦(戦争)した両国間の戦争状態を終了させる条約のことであり、別名を講和条約(こうわじょうやく)ともいう。外交関係、平和的交通の回復、捕虜の身分の終了、領土の割譲、賠償金の支払いなどが規定される。なお、両国間の戦争状態を終結させることはできても領土問題などが解決できない場合は、平和条約を結ぶことはできず共同宣言止まりとなる。1956年に日本とソ連との間で戦争状態を終了させながら日ソ共同宣言止まりで平和条約が締結できなかったのは、北方領土など領土問題が解決できなかったためであることで知られている。
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