左翼党 (フランス)
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左翼党(さよくとう、フランス語:Parti de Gauche、略称:PG)は、フランスの民主社会主義政党。
2005年の欧州憲法条約批准をめぐってフランス社会党が分裂、2008年11月7日に反対派のジャン=リュック・メランション上院議員とマルク・ドレズ下院議員が離党し、2009年2月1日に左翼党を結成した。その後、緑の党を離党したマルティーヌ・ビラードや反資本主義新党(NPA)を離党したラウル・マルク・ジェンナー、レイラ・チャイビらが参加した。2009年の欧州議会選挙ではフランス共産党と選挙連合・左翼戦線を結成し、左翼戦線は5議席を獲得、左翼党からはメランションが当選した。2012年の大統領選挙でメランションは左翼戦線(共産党、左翼党、統一左翼)の公認候補として立候補し、フランソワ・オランド、ニコラ・サルコジ、マリーヌ・ルペンに次ぐ4位となった。大統領選挙直後の国民議会選挙で左翼戦線は10議席を獲得した。左翼党からはドレズが当選したが、同年12月にドレズはメランションが社会党批判に偏りすぎているとして離党した。2016年12月にメランションは新たな運動として「不服従のフランス」(LFI)を立ち上げ、2017年1月に選挙のため法的に政党化した。2017年、2022年の国民議会選挙ではLFIから左翼党のメンバーが当選者を出している。
2010年10月に欧州左翼党に加盟したが、2018年7月にギリシャのチプラス政権の緊縮受け入れとシリザの参加を理由に脱退した[1]。
出典[編集]
- ↑ Le Parti de gauche quitte le Parti de la gauche européenne Politis、2018年7月2日