アレクシス・チプラス
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アレクシス・チプラス(1974年7月28日 - )は、ギリシャ共和国の政治家。アテネ出身。
概要[編集]
国立アテネ工科大学・大学院で土木工学と測量・都市計画を学ぶ[1]。2006年にアテネ市長選に立候補して3位と健闘。アレコス・アラヴァノスに代わって、急進左派連合党首となって、2009年のギリシャ総選挙で初当選する。
党首[編集]
党首として2012年の総選挙では第二党に躍進。再選挙を経て71議席を獲得する。
2015年1月の総選挙では、300議席中149議席と大躍進する。チプラスが安全保障や宗教政策でリベラル色を前面に出さないことを条件に独立ギリシャ人のカメノス党首と党首会談で連立政権樹立で合意した。
2015年1月27日に首相に就任した[2]。
首相[編集]
賠償請求[編集]
ドイツ連邦共和国への賠償請求を2015年2月8日に施政方針演説で表明[3]。これは、第二次世界大戦中のナチス・ドイツのギリシャ占領による損害を求めてのもの[4]。2015年2月10日にベルリンを訪れたコジアス外相は1620億ユーロ(約22兆円)を請求する権利があると主張。ドイツは1960年に補償としてギリシャに1億1500万マルクを支払う協定を結び、1990年のドイツ統一時に旧連合国と調印した条約などから、請求権問題は解決しているとしてこれを拒否している。