島尾忌(しまおき)とは、昭和61年(1986年)11月12日に死去した作家の島尾敏雄の忌日である。毎年、命日に奄美市で島尾忌が営まれている。
小説・「死の棘」などを書いた作家の島尾敏雄は昭和61年(1986年)11月12日に鹿児島県鹿児島市内の病院で69歳で死去した。島尾は特攻艇隊長として鹿児島県の加計呂麻島で敗戦を迎え、戦後のおよそ20年間は鹿児島県名瀬市で暮らしていた。そのため、島尾の死後に名瀬市が奄美市に変更されても、同市において島尾忌が営まれている。