岩崎馨
ナビゲーションに移動
検索に移動
岩崎 馨(いわさき かおる、1929年 - )は、労働運動家。
京都市生まれ[1]。1948年12月日本鋼管に入社、電機課に配属[2]。1953年明治学院大学経済学部卒業[1]。1964年9月日本鋼管製鉄労働組合連合会中央執行委員調査担当、のち同労組調査部長。1976年政策推進労組会議事務局次長。1978年日本鉄鋼産業労働組合連合会(鉄鋼労連)調査部長[2]。1978年4月明治学院大学経済学部講師(1981年3月まで)[1]。1982年全日本民間労働組合協議会(全民労協)調査局長(2002年まで)。1985年社団法人国際産業・労働研究センター事務局長[2]。2000年財団法人社会経済生産性本部(2009年より日本生産性本部)社会労働部参与、労働研究センター事務局長[1]。政策研究大学院大学C.O.E.オーラル・政策研究プロジェクトによるオーラルヒストリーの記録『岩崎馨(元日本鋼管製鉄労働組合連合会調査部長)オーラル・ヒストリー』(政策研究大学院大学、2005年)がある。
著書[編集]
単著[編集]
- 『日本の労働組合の現状と課題――組合リーダーと組合財政』(社会経済生産性本部生産性労働情報センター編、社会経済生産性本部生産性労働情報センター、2000年)
- 『成果主義は有効か――構造変革期における賃金問題』(社会経済生産性本部生産性労働情報センター編、社会経済生産性本部生産性労働情報センター、2002年)
- 『11社の事例にみる日本的昇給ルール――定昇の今日的課題』(社会経済生産性本部生産性労働情報センター編、社会経済生産性本部生産性労働情報センター、2005年)
- 『日本の労働組合――戦後の歩みとその特徴』(日本生産性本部生産性労働情報センター[生産性労働情報センターブックレット]、2009年、改訂版2011年)
- 改訂増補版『日本の労働組合――戦後の歩みとその特徴』(日本生産性本部生産性労働情報センター、2013年、改訂増補第4版2015年)
共著[編集]
- 『高齢法改正に伴う人事・賃金制度の再構築と社会保障制度のあり方に関する研究』(田口和雄、鬼丸朋子共著、全国勤労者福祉・共済振興協会[公募研究シリーズ]、2016年)
- 『春闘の歴史と課題――労働組合の変遷とともに』(降籏英明共著、日本生産性本部生産性労働情報センター、2018年)
編著[編集]
- 『賃金体系』(編著、国際産業・労働研究センター[TXシリーズ]、1989年)
- 『賃金・人事制度改革の軌跡――再編過程とその影響の実態分析』(田口和雄共編著、ミネルヴァ書房[Minerva人文・社会科学叢書]、2012年)
- 『産業別労働組合の組織と機能――資料編:産業別組織系統図付き』(編著、日本生産性本部生産性労働情報センター編、日本生産性本部生産性労働情報センター、2012年)