履いてください、鷹峰さん
ナビゲーションに移動
検索に移動
『履いてください、鷹峰さん』(はいてください、たかみねさん)は、柊裕一による日本の漫画作品。
概要[編集]
『月刊ガンガンJOKER』にて2019年2月号より連載。
ストーリー[編集]
白田孝志は、ある日完璧な生徒会長である鷹峰高嶺の秘密を知ってしまう。高嶺が下着を脱ぐことで失敗をなかったことにする能力があることを知った孝志は、高嶺が能力を使うことで消失する下着の着替えをサポートすることとなってしまう。
登場人物[編集]
- 白田 孝志(しろた こうし)
- 本作の主人公。友達もおらず、影の薄い男子高校生。鷹峰とは小中高と同じ学校だが、特に交流はなく仲良くなりたいと考えたこともなかった。だが、ある日のこと高嶺の着替えを偶然見てしまう。そのことがきっかけで鷹峰が下着を脱ぐことで高嶺が一番になるために失敗したことをなかったことにする能力「未だ穢れ知らぬ乙女」があることを知ることとなる。そして、鷹峰に脅される形で鷹峰の能力で消えた下着を履き替えるためのクローゼットとして働くこととなる。以後、高嶺からは白田君以外に二人きりの時には「クロ田君」と呼ばれるようになる。
- 悪戯されたり、時には優しくされたりするうちに徐々に鷹峰のことを目が離せなくなっていっている。当初は家庭の助けにもなると高校卒業後に就職することを考えていたが、鷹峰と同じ大学に入るために勉強していくことも考えるようになる。
- 鷹峰 高嶺(たかみね たかね)
- 本作のもう一人の主人公でメインヒロイン。学業・運動共にトップの成績で一年生時から生徒会長に就任している。黒髪ロングの巨乳。
- 自分のことをあらゆる面で一番にふさわしいと自負しており、そのための努力は怠らないが、ミスをしてしまったときには自らの能力「未だ穢れ知らぬ乙女」によって一番であり続けている。能力を使うたびに下着が消えてしまうため、自らの消える下着を履き替えるためのクローゼットとして孝志に働くことを提案。悲鳴をあげて孝志が強姦魔と勘違いさせる状況を作り、悲鳴をあげなかったことにする代わりに孝志にクローゼットとして働くことを認めさせた。
- 小学校の頃に捨て猫だった「クロ」を拾っているが、そのころに孝志がクロに牛乳をあげている姿を覚えている。当時の高嶺はシャイな女の子だった様子が見受けられる。
- 白田の前で色々な衣装に着替えることが多い。
- 絵梨依(エリイ)・エバーグリーン
- 孝志の小学校の同級生であり、中学で別れるまではよく一緒に遊んでいた。孝志が予備校に行こうとしたときに偶然再会する。孝志のことを「コウちゃん」と呼ぶ。読者モデルをしている。
- 予備校で孝志と再会したときに思いっきり水風船で遊んだ。その際にノーブラで胸が見えても、孝志相手には男女を超えた友達と気にしていないなど無防備。そして、そのときに会った鷹峰にもかなりフレンドリーに接して別れている。同性愛者であり、同じ高校で飲食店でバイトをしている瑠理香の恋人。
- おっぱいが好きで、鷹峰に欲情したりする。
- 瑠理香(るりか)
- 絵梨依の恋人。
- 新河岸 ヒナ(しんがし ヒナ)
- 帝東亜高校の入学式で新入生代表としてスピーチをする。部隊を降りるときに転倒しそうになるが鷹峰に助けられる。
- 王寺 聖夜(おうじ せいや)
- 鷹峰がシンデレラ役となった演劇で王子役だったが、当日に車にぶつかって大けがしたことで白田が代役をしている。足フェチ。
- 赤西 理人(あかにし りひと)
- 白田の高校の先輩の3年生。成績優秀でスポーツ万能な男子。鷹峰を狙っていたが、白田の想いを聞いてあきらめる。
用語一覧[編集]
- 未だ穢れ知らぬ乙女(エターナル・バージンロード)
- 高嶺の持つ能力。高嶺が下着を脱ぐことによって、したことをなかったことにすることができる。小学5年生の時のチーム対抗リレーのときに直前に食べていた弁当が痛んでいたことで2位になってしまったときに、屈辱感から失禁して下着を脱いだ時に初めて能力が発現して、弁当を食べなかったことにして気づくと1位になった。能力が発現すると脱いだ下着は消えてしまう。また、高嶺の胸を生で見ると「あったこと」の記憶が残ってしまうため、孝志は高嶺の能力に気づくこととなった。
- クローゼット
- 高嶺が能力である未だ穢れ知らぬ乙女を使う際に消える下着の着替えをサポートさせるために孝志が引き受けることになった役割。
- 帝東亜高校(ていとうあこうこう)
- 白田や鷹峰の通う高校。
単行本[編集]
スクウェア・エニックス〈ガンガンコミックスJOKER〉より発売。
タイトル | 初版発行日 | ISBN | 備考 | サブタイトル | ||
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2019年9月21日(2019年9月21日発売[1]) | ISBN 978-4-7575-6313-1 |
| |||
2 | 2020年1月22日(2020年1月21日発売) | ISBN 978-4-7575-6470-1 |
| |||
3 | 2020年8月22日(2020年8月21日発売) | ISBN 978-4-7575-6804-4 |
| |||
4 | 2021年3月22日(2021年3月22日発売) | ISBN 978-4-7575-7163-1 |
| |||
5 | 2021年11月22日(2021年11月22日発売) | ISBN 978-4-7575-7578-3 |
| |||
6 | 2022年6月22日(2022年6月22日発売) | ISBN 978-4-7575-7976-7 |
| |||
7 | 2023年3月22日(2023年3月22日発売) | ISBN 978-4-7575-8477-8 |
| |||
8 | 2023年12月21日(2023年12月21日発売) | ISBN 978-4-7575-8970-4 |
| |||
9 | 2024年8月21日(2024年8月21日発売) | ISBN 978-4-7575-9368-8 |
|
テレビアニメ[編集]
2024年8月2日にテレビアニメ化を発表[2]。