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尹相仁（ゆん さんいん、1955年- ）は、韓国の日本文学研究者、ソウル大学教授。
韓国生まれ。1982年、西江大学国文科（ソウル）を卒業後、日本に留学。85年より東京大学大学院比較文学比較文化専門課程で芳賀徹に学ぶ。91年、「明治末日本文学における「世紀末」美学の比較研究 :漱石とその時代」で学術博士。ロンドン大学客員研究員として留学ののち帰国。漢陽大学日本言語文化学部教授、ソウル大学教授。1994年『世紀末と漱石』でサントリー学芸賞受賞。