小和田哲男
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小和田哲男(おわだてつお、1944年2月1日 - )は歴史学者である。研究分野は戦国武将、城郭、大名領国。日本の戦国期研究の第一人者。
概要[編集]
1944年、静岡県静岡市生まれ。千代田区立麹町中学校、城北高校を経て、1962年4月、早稲田大学教育学部社会科入学、1967年、早稲田大学大学院文学研究科日本史学専攻修士課程入学。1969年、早稲田大学教育学部社会科地理歴史専修修了。同年、早稲田大学大学院文学研究科日本史学専攻博士課程に入学。1972年、同大学院文学研究科博士課程満期退学。
1973年、静岡大学教育学部専任講師、1976年、助教授。1977年、静岡大学教職員組合書記長。1985年「戦国大名後北条氏の領国制―後北条氏研究―」により、早稲田大学より文学博士の学位を授与される。1987年、静岡大学教育学部教授。磐田市の中世墳墓群一の谷遺跡の保存をめざす「一の谷遺跡を考える会」が発会し、その会長となる。1993年、静岡大学教育学部学生就職委員長。1995年、静岡大学教職員組合委員長。1996年、静岡大学評議員。2000年、静岡大学教育学部長教育学部長[1]。附属図書館長。
2009年、静岡大学を定年退職。静岡大学名誉教授。
大河ドラマ[編集]
NHK大河ドラマでは、以下の作品で時代考証を担当[2]。
- 「秀吉」 - 1996年1月7日から12月22日まで
- 「功名が辻」 - 2006年1月8日から12月10日まで
- 「天地人」 - 2009年1月4日から同年11月22日まで
- 「江~姫たちの戦国~」 - 2011年1月9日から同年11月27日まで
- 「軍師官兵衛」 - 2014年1月5日から12月21日まで
- 「おんな城主 直虎」 - 2017年1月8日から同年12月17日
- 「どうする家康」- 2023年1月8日から
受賞[編集]
- 1966年 早稲田大学小野梓記念学術賞(卒業論文)[3]
書籍[編集]
- 『戦況図解 信長戦記 (サンエイ新書) 』 三栄書房 (2019/7/12)
- 『明智光秀・秀満:ときハ今あめが下しる五月哉』ミネルヴァ書房 (2019/6/14)
- 『今川義元 知られざる実像』静岡新聞社 (2019/3/23)
- 『東海の戦国史:天下人を輩出した流通経済の要衝』ミネルヴァ書房 (2016/5/30)
- 『もっと知りたい鹿児島の歴史』洋泉社 (2015/8/6)
- 『徳川家臣団―子孫たちの証言』静岡新聞社 (2015/4/14)
家族[編集]
息子の小和田泰経も歴史学者。