将棋電王戦
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将棋電王戦(しょうぎでんおうせん)は、人間 VS コンピュータ の将棋対決。
象徴的な一戦[編集]
特に衝撃的だったのは、第2回電王戦第5局にてプロ棋士の三浦弘行をGPS将棋が、プロも良く指す「相矢倉」の戦型で破った事である。
当時の感覚では細過ぎて無理筋とされていた攻めを繋げ、終局まで人間側にはほとんど何もさせないという、一見完封勝ちであった[1]。
流石に現役のプロ棋士には勝てないのでは、という意見も一部あっただけに、信じられないような結果となった。
コンピュータには人間の常識が通用しないというか、コンピュータは人間の常識を持ち合わせていないんだな、という事を痛感できた一局であった。
対象の局面[編集]
40手目の△7五歩からの攻めを見事に繋いでいった。
△後手 GPS将棋
持ち駒:なし9 8 7 6 5 4 3 2 1 香 桂 桂 香 一 飛 金 王 二 歩 銀 歩 金 銀 歩 三 角 歩 歩 歩 歩 四 歩 歩 歩 五 歩 歩 歩 歩 歩 六 歩 歩 銀 金 歩 銀 七 玉 金 角 飛 八 香 桂 桂 香 九 ▲先手 三浦弘行
持ち駒:なし