対岸映画村

対岸映画村（たいがんえいがむら）とは朝鮮半島にある通称スポット。

概要

中国延辺自治州と北朝鮮の国境を挟む鴨緑江で、中国側から川向かいの北朝鮮側を見ると、時折北朝鮮の人々が確認される。
油絵を描いていたり、陽気にギターを弾いていたり、サイドカーに乗ってデートしているなど、対岸から臨む田舎の風景に居る人たちが浮いて見えやや不自然に映る。北朝鮮側(映画愛好者として知られた金正日政権当時)のパフォーマンスと思われるところもあって「セットの役者さん」「エキストラ」ではないかとの疑問や憶測が起こり、留学生や旅人らの中で話題になっている。このことから、京都の太秦映画村になぞらえて対岸映画村(たいがんえいがむら)と呼称されている。