寺田寅彦 (物理学者)

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寺田 寅彦とは、東京都出身(育ちは高知県)の地球物理学者、固体物理学者、随筆家。

概要[編集]

夏目漱石の弟子であり中谷宇吉郎の師匠であり、『茶碗の湯』などで知られるエッセイストであって科学エッセイの祖でもある。

人物[編集]

  • エッセイ集『柿の種』などで著名であったが、「小屋掛けの落穂拾い」と馬鹿にされた経験もある。
  • 帝大(東京大学)を辞めて理化学研究所に移ったときに、学生に「なぜお辞めになってしまうんですか」と詰め寄られ、「あんなところにいたら死んでしまいます。命には代えられないでしょう?」と応えたという話がある。

名言[編集]

『天災は忘れた頃にやってくる』は本人の言葉ではないが、中谷宇吉郎は「先生だったら言いそうですね」と笑っていたという。

脚注[編集]