富永京子
ナビゲーションに移動
検索に移動
富永 京子(とみなが きょうこ、1986年 - )は、日本の社会学者。立命館大学産業社会学部現代社会学科准教授、シノドス国際社会動向研究所理事。専攻は社会運動論・国際社会学[1]。
略歴[編集]
札幌市出身[2][3]。2009年3月北海道大学経済学部経営学科卒業[4]。橋本努ゼミ出身[5]。2015年3月東京大学大学院人文社会系研究科社会文化研究専攻社会学専門分野博士課程修了[4]。「社会運動のサブカルチャー化 : 「2008年G8サミット抗議行動」での経験に焦点を当てて」で博士(社会学)(東京大学)[6]。日本学術振興会特別研究員(DC2)、日本学術振興会特別研究員(PD)などを経て、2015年4月より立命館大学産業社会学部准教授[7]。2016年8月より立命館大学生存学研究センター運営委員、2017年4月よりシノドス国際社会動向研究所理事を兼任[4]。
著書に博士論文を基にした『社会運動のサブカルチャー化――G8サミット抗議行動の経験分析』(編、せりか書房、2016年)[8]、論文に「社会運動における離脱の意味――脱退、燃え尽き、中断をもたらす運動参加者の人間関係認識」(『ソシオロゴス』37号、2013年)、「社会運動と「逮捕」――被逮捕者に対するまなざしを通じて」(『年報社会学論集』27号、2014年)などがある[9]。
著書[編集]
単著[編集]
- 『社会運動と若者――日常と出来事を往還する政治』ナカニシヤ出版、2017年
- 『みんなの「わがまま」入門』左右社、2019年
- 『「ビックリハウス」と政治関心の戦後史――サブカルチャー雑誌がつくった若者共同体』晶文社、2024年
共編著[編集]
- 『社会運動のサブカルチャー化――G8サミット抗議行動の経験分析』編、せりか書房、2016年
- 『現代文化への社会学 90年代と「いま」を比較する』高野光平、加島卓、飯田豊編著、林田新、田中里尚、池上賢、光岡寿郎共著、北樹出版、2018年
脚注[編集]
- ↑ みんなの「わがまま」入門 左右社
- ↑ 正社員を辞めて家族を優先するべき? 朝日新聞デジタル&M(アンド・エム)
- ↑ 石見・石西 「若者の政治離れと社会運動」 山陰中央新報社
- ↑ a b c 富永京子 立命館大学産業社会学部現代社会学科
- ↑ 「リンク集人-出版社-グループ」 橋本努
- ↑ CiNii 博士論文 - 社会運動のサブカルチャー化 : 「2008年G8サミット抗議行動」での経験に焦点を当てて
- ↑ Biography 富永 京子 / TOMINAGA Kyoko
- ↑ 右肩下がりの君たちへ FELT
- ↑ 奇妙なナショナリズムの時代 岩波書店