安里英子

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安里英子(あさと えいこ、1948年(1941年?)-2024年3月18日)は、詩人・ライター。

人物[編集]

米軍統治下琉球(現沖縄県)那覇市首里寒川町出身。1977年にミニコミ誌『地域の目』を発刊。地域(シマ)の自治や文化を取材。1990年から97年にかけて、奄美から与那国島などの琉球弧の島々の聖地を巡り、新聞に連載。1992年、第5回『揺れる聖地』で地方出版文化賞次席、1998年第2回女性文化賞、2017年『神々のエクスタシー』で山之口貘賞受賞。1941年生まれと記されたものもある。訃報には75歳とあったので1948年生まれのようだが、1941年生まれとした文献もある。

著書[編集]

  • 『揺れる聖域 リゾート開発と島のくらし』沖縄タイムス社、1991.4
  • 『琉球弧の精神世界』御茶の水書房、1999.4
  • 『ハベル(蝶)の詩 沖縄のたましい』 (神奈川大学評論ブックレット)御茶の水書房、2001.5
  • 『沖縄・共同体の夢 自治のルーツを訪ねて』榕樹書林、2002.8
  • 『凌辱されるいのち 沖縄・尊厳の回復へ』御茶の水書房、2008.10
  • 『神々のエクスタシー あさとえいこ詩集』あすら舎、2017.4
  • 『新しいアジアの予感 琉球から世界へ』藤原書店、2019.1
  • 『月と太陽 詩集・エッセイ・掌編小説』あすら舎、2022.3
共著