安城市立桜町小学校
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安城市立桜町小学校(あんじょうしりつ さくらまちしょうがっこう)は、愛知県安城市桜町15-5にある公立小学校。
概要[編集]
安城市の中心市街地にもっとも近い小学校である。国私立中学校を希望しない限り、卒業後は安城南中学校へ進学する。
歴史[編集]
かつてこの地には、童話作家の新美南吉が1938年から死去する1943年まで教員を務めた安城高等女学校があった。安城高等女学校は戦後の1948年に愛知県立安城高等学校となり、1979年(昭和54年)に郊外の赤松町に移転した。これにより、1980年(昭和55年)には安城市立錦町小学校から分割され、安城高校跡地に安城市立桜町小学校が開校した。
「新美南吉の第2のふるさと」[編集]
このような経緯から桜町小学校は桜町を「新美南吉の第2のふるさと」としている。2012年度には校内に「南吉ルーム」を設置し、新美南吉の代表作や紙芝居などが閲覧できる。また、新美南吉について学ぶ「南吉学習」を行っている。敷地には「女学校址碑」があり、南吉の写真が彫られた石碑もある。2013年の南吉生誕100周年を記念して、安城高校から桜町小学校に「ででむし詩碑」が移設されている。