宇宙船クルードラゴン
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宇宙船クルードラゴン(うちゅうせんクルードラゴン)とは、電気自動車大手テスラを創業した起業家のイーロン・マスクが率いるアメリカ企業スペースXの有人宇宙船のことである。2014年に米航空宇宙局(NASA)が開発と国際宇宙ステーションへの飛行士の輸送を26億ドル(約2800億円)で委託した。ステーションに無人で物資を運んできた同社のドラゴン宇宙船に緊急帰還や生命維持、ステーションへの自動接続の機能を加えた。人が乗る円錐状のカプセルと直径4メートルの円筒の貨物室からなり、両者を合わせた全長は8.1メートル。貨物室は地球帰還時に分離、廃棄する。最大7人乗れるが、ステーションへの飛行は4人が標準となる。