孫田良平

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孫田 良平(まごた りょうへい、1920年1月8日[1] - 2015年8月24日[2])は、賃金・労働問題研究家[3]城南労士の筆名を持つ[1]。NPO法人企業年金・賃金研究センター名誉顧問[4]

経歴[編集]

横浜生まれ。1944年早稲田大学政治経済学部卒業。1949年中央労働学園専門学校研究科卒業。同年労働省に入省[5]。労働統計調査部賃金調査課、給与審議室などを経て、1963年中央労働委員会事務局調整課長[6]。1970年退官[5]

1970年に金子美雄楠田丘とともに産労総合研究所の付属機関として日本賃金研究センターを設立[7]、1986年まで代表幹事[6]。1987~2001年四天王寺国際仏教大学教授。早稲田大学筑波大学大学院非常勤講師等を歴任[4]

著書に『年功賃金の歩みと未来』(編著、産業労働研究所、1970年)、『年功賃金の終焉』(日経新書、1978年)、論文に「戦時労働論への疑問」(『日本労働協会雑誌』第7巻7号、1965年7月)などがある。

著書[編集]

  • 『実質賃金の国際比較』(労働法学出版、1963年)
  • 『これからの賃金決定』(楠田丘共著、日本生産性本部[現代労務管理全書]、1964年)
  • 『賃金統計の見方使い方』(一粒社、1970年)
  • 『年功賃金の歩みと未来――賃金体系100年史』(編著、産業労働研究所[労務管理全集]、1970年)
  • 『雇用と賃金』(本多秀司共著、一粒社[統計新書]、1974年)
  • 『年功賃金の終焉――昇給ゼロ時代への対応』(日本経済新聞社[日経新書]、1978年)
  • 『セミナー賃金問題の常識』(神代和欣共編著、日本評論社[常識シリーズ]、1978年)
  • 『労務管理入門――実務知識』(編、産業労働調査所、1978年)

監修[編集]

  • 企業年金・賃金研究センター編『賃金の本質と人事革新――歴史に学ぶ人の育て方・活かし方』(三修社、2007年)

出典[編集]

外部リンク[編集]