妙光寺 (千葉県多古町)
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妙光寺(みょうこうじ)は、千葉県香取郡多古町多古2550にある日蓮宗の寺院。山号は妙印山。本尊は釈迦多宝四菩薩。この寺の祖師像(日蓮像)は、「ひげの祖師」として信仰されている。旧本山は、大本山法華経寺。親師法縁。
概要[編集]
鎌倉時代後期の弘安年間(1278年 - 1288年)に、日蓮に帰依した藻原城主・斎藤兼綱が常在院日朝という法名を号して堂宇を建立したのが起源といわれている。後に中山法華経寺3世の日祐を招いて開堂供養が行なわれた。なお当初は大字染井に所在していたが、後に現在の地に移転されたという。
寺宝には多古城主の牛尾胤仲が寄せた青銅の鰐口、日蓮真筆の䙁敷御書2巻、木造伝妙見菩薩倚像1体(千葉県の有形文化財に指定されている)などがあり、日蓮坐像は永和2年(1376年)の作といわれて髭を付けた珍しい日蓮像で「髭の祖師」と呼ばれて当地では有名である。