太平洋諸島信託統治領
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太平洋諸島信託統治領(たいへいようしょとうしんたくとうちりょう、英: Trust Territory of the Pacific Islands)は、アメリカ合衆国の信託統治領[1]。西太平洋、カロリン諸島、マーシャル諸島、マリアナ諸島(グアム島を除く)で構成されている[1]。1896年、スペイン領[1]。1899年、ドイツ領[1]。日本が1914年に占領し、1920年に委任統治領となり、南洋諸島と呼ばれた[1]。第二次世界大戦中にアメリカ軍が占領し、1947年にアメリカ合衆国の信託統治領となる[1]。マリアナ地区は1975年に北マリアナ諸島連邦(北マリアナ諸島)として自治権を獲得、アメリカ合衆国の自治領となる[1]。マーシャル地区は1986年にマーシャル諸島共和国(マーシャル諸島)として独立[1]。ポンペイ地区、チューク地区、ヤップ地区、コスラエ地区の4地区は1979年にミクロネシア連邦を結成し、1986年に独立[1]。世界でも最後の信託統治領として残ったパラオ地区は、1981年に自治政府が発足、1993年アメリカ合衆国と自由連合協定を結び1994年パラオとして独立、太平洋諸島信託統治領は消滅した[1]。