天授院 (神奈川県)
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天授院(てんじゅいん)は三渓園内の建物である。重要文化財。
概要[編集]
江戸時代前期1651年(慶安4年)とするが、室町時代末期の建築とする見解もある[1]。鎌倉の心平寺にあった地蔵堂と推定され、大正時代に三渓園へ移築したもの。正面三間、側面四間、寄棟造、茅葺である。様式は唐様を主とするが、板床、格天井を張る。内部の仏壇部分は和様である。原家の持仏堂だった建物である。
基本事項[編集]
- 名称:天授院
- 構造:桁行四間、梁間三間、一重、寄棟造、妻入、茅葺
- 指定:重要文化財
- 指定日:1960年6月9日
- 所在地:神奈川県横浜市中区本牧三之谷58番1号
- 交通:
リンク[編集]
- 天授院文化遺産オンライン
リファレンス[編集]
- ↑ 平井聖・大岡信(1993)『三渓園』新潮社