大連有軌電車8000型電車
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大連有軌電車8000型電車(だいれんゆうきでんしゃ8000がたでんしゃ)は、中華人民共和国の大連有軌電車においてかつて運用された路面電車車両のこと。後に長春市電に移ったが、2014年までにすべて廃車された。
概要[編集]
1997年より既存車の機器を流用して30両が製造された車体更新車。足回りは吊り掛け駆動方式で、設計最高速度は45km/hとなっている。制御方式はチョッパ制御だが、大連時代は抵抗制御だったとされる。軽快電車タイプの車体を持ち、冷房は搭載されておらず、前中後の3扉車である。
主に201路・202路で運用されたが、2004年から9000型などの投入で運用離脱が始まり、18両が長春市電に移譲された以外は2007年までにすべて解体廃棄された。
長春市電時代[編集]
長春においては800系811型を名乗り、冷房搭載といった追加改造も行われず既存の800系と共に2006年より54路で運用された。しかし、2011年から後継車の900系が投入されると、800系もろとも代替対象となり、2014年までにすべて運用を終え廃車され形式消滅した。