大奥御右筆

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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大奥御右筆(おおおくごゆうひつ)とは、江戸城大奥における文書作成を担当した官僚のことである。御目見え以上の身分で、大奥における日記の記入や通達文書、外部への発給文書の作成、取次などを職務とした。チーフの御右筆頭は定員2名で中年寄と同格とされ、大奥内における権力は絶大であり、御年寄も外部への進物を行う際には御右筆頭に相談しないとできなかった。