堀田善衛
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堀田善衛(ほった よしえ、1918年7月17日ー1998年9月5日)は、作家・評論家。
人物[編集]
富山県高岡市生まれ。慶應義塾大学文学部仏文科卒。太平洋戦争後、世界日報社、読売新聞社を経て作家生活に入る。1950年から芥川賞候補となり、三度目の候補となった1951年「広場の孤独」「漢奸」で受賞した。以後『十九階日本横丁』など多くの小説のほか、アジアの文学者と連帯し、左翼的文化人として評論も多く書いた。1971年『方丈記私記』で毎日出版文化賞受賞。77年『ゴヤ』全4巻で大佛次郎賞受賞。79年ロータス賞受賞、94年、モンテーニュを描いた『ミシェル城館の人』で和辻哲郎文化賞受賞、同年朝日賞受賞、97年日本藝術院賞受賞。
東西にわたり関心の広い作家として知られた。