地域性

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地域性(ちいきせい)とは、行政区などを越えた(ときに地政学を越えた)、「(地域による)民族的な異なり」である。

ときに「民族」や「地域」を越える。

概要[編集]

たとえば、「スライスチーズに焼海苔を巻いて酒の肴にする」などは、「いわゆる城南のフツー」であり、横浜や調布では一般的ではない。「蠅帳」を「はいちょう」、床屋を「髪結(かみい)いさん」というのは銀座・日本橋である。「おにぎらず」は大森近辺では日常であり、セーラー服の女子中学生が一枚海苔[1]白飯をべったり盛って、おかずを載せて巻いて咥えて通学途中で万年塀の角で学生服の男子とぶつかるとかいった話は、少なくとも大森ではありそうな話ではある。ただし少女マンガ的な萌え要素がないため使われることはない。

人間生活との関わり・利用[編集]

ヲタクは世界中のどこに行ってもオタクである。その意味では「地域系」というより「領域性」であろう。たまたま泊まったロサンジェルス[2]のモーテルの旦那が『アビエーション・ウィーク』を読んでいたので話しこんだら二時間はあっという間だった。このあたりは電算屋も数学屋も同じようなものである。
民俗的対立はいろいろあるので、「政治と宗教と野球の話はするな」「天気の話が無難だ」と云われるが、そうでもない。それぞれの地域性に基づく話題は自己開示には必要である。鉄板の話題は「雑煮」である。調理経験があり、「雑煮については言いたいことがある」という奴は一般的にいって信用されやすい。

脚注[編集]

  1. 寿司はねとか青まぜとか。
  2. ヒューズ・エアクラフトの城下町フラトンであった。