国際難読JavaScriptコードコンテスト

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国際難読JavaScriptコードコンテスト(こくさいなんどくジャバスクリプトコードコンテスト、英語: International Obfuscated JavaScript Code Contest、略称: IOJSCC)とは、2019年より開始されたIOCCCJavaScript版コンテストである。

ルール[編集]

IOJSCCのルール[1]の和訳を以下に示す。

  1. 提出されたコードは動作する、完全なコードでなくてはならない
  2. 提出されたコードは以下のサイズの規定を守らねばならない。
    1. 4096バイト以下であること。
    2. 空白文字(空白, タブ, LF, CR, 改ページ)と空白文字に続くいくつかの文字(;, {, })を除いて2048バイト以下であること。(JavaScriptのキーワード[2]は1バイトとカウントする。)
    3. コードのサイズは公式のツール[3]によって計算される。
  3. 以下のいずれかに当てはまるコードは受け付けられない。
    1. 人間の入力がコード実行のいずれかの段階で必要となるもの。
    2. 実行に特権(root権限、特殊な所有者権限など)が必要なもの。
    3. インターネット接続を必要とするもの。
  4. 実行するコードがそれ自身を変更してはならない。変更が必要な場合は最初に自分自身を別のファイルにコピーし、オリジナルのファイルには実行プロセス内で触れないようにせねばならない。
  5. 提出されたコードは次の環境で実行される: NodeJS 10.13.0 LTS on Linux (x86_64)
  6. 提出されたコードは/tmpディレクトリを除いて、現在のディレクトリより上のディレクトリを変更(ファイルおよびディレクトリを作成、編集、削除)してはならない。提出されたコードはパスが「.」で始まらない限り、現在のディレクトリまたは/tmpに新規作成される。ファイルの存在を仮定してはならない。
  7. 提出されたコードは提出者のオリジナルでなくてはならない。提出者はそのコードとそのコードにリンクされた著作物に関する全ての権利を保有していなくてはならない。また、提出されたコードとコードにリンクされた著作物にCC BY-SA 3.0のライセンスを付与することに同意せねばならない。このライセンスを承諾できない如何なる著作物も提出してはならない。
  8. 各人は1大会につき10回まで提出できる。
  9. 提出されたコードはindex.jsを必ず含む必要がある。
  10. 提出されたコードには以下のものが含まれていなければならない。
    1. Markdownで記述されたreadme.md。Markdownはblackfridayによってレンダリングされる。
    2. hint.md。提出されたコードに関する説明。
  11. 提出されたコードの文字コードはUTF-8とする。
  12. コードは必ずコンテスト終了前に受領される必要がある。コンテストの提出期間は2018年12月1日の00:00(UTC)から2019年3月1日の00:00(UTC)までである。
  13. コードは電子メールで提出されなければならない。提出されたコードはすべてGitHubのSecret Gistに掲載される。Gistへのリンクは電子メールで送信される。提出先アドレスは2019 @ iojcc [dot] orgである。電子メールの題名はIOJCC 2019でなければならない。確認メールが提出者に返信される。
  14. 提出に使われたアドレスは受信可能でなくてはならない。使われていなかったり、無効だったりするアドレスから送られたエントリーは失格とする。

過去の優勝コード[編集]

現在第1回コンテストの優勝者は審査中のため、まだ存在していない。

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. Rules”. International Obfuscated JavaScript Code Contest. 2019年3月28日確認。
  2. Lexical grammar - JavaScript”. MDN. 2019年3月28日確認。
  3. Size Tool”. International Obfuscated JavaScript Code Contest. 2019年3月28日確認。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]