国鉄キハ82形気動車

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三笠鉄道博物館クロフォード公園に保存されている車両。

国鉄キハ82形気動車 (こくてつきは82かたきどうしゃ)とは、日本国有鉄道が設計、開発した気動車である。

概要[編集]

分割、併合を前提とし、国鉄80系気動車の貫通扉が設置された運転台付きの気動車であり、1967年まで製造された。走行用のDMH17Hディーゼルエンジン1機と発電用ディーゼルエンジン1機を搭載する。運転台の窓はパノラミックウィンドウの仕様で、前照灯はその上部に左右に振り分けられ、尾灯は腰部に警笛と一体化されている。最高速度は100km/時である。

室内設備[編集]

等級は2等であり、室内は回転クロスシートが26脚設置されており、定員は52名である。後方には便所洗面所、一段ステップ付き客用出入口がある。

近い世代の車両[編集]

関連項目[編集]