国道286号
国道286号(こくどう286ごう)とは、宮城県仙台市から山形県山形市に至る国道。
概要[編集]
1970年に県道から国道に昇格した道路で、都市間を国道48号より短い距離で結び、他の奥羽山脈を越える道路は整備されてるから快走路。
と思いきや、宮城・山形県境の笹谷峠はカーブが連続、狭隘路、冬季閉鎖の立派な酷道。
一般国道は冬季閉鎖区間で酷道の笹谷峠を笹谷トンネルで抜けるE48山形自動車道は、笹谷峠越えの笹谷インターチェンジから関沢インターチェンジの区間は、かつては国道286号の有料のバイパスだったのが高速道路に組み込まれた歴史的経緯などから、この区間だけの利用での通行料金が他の区間と比べて安く設定されている。
路線状況[編集]
宮城県[編集]
仙台市の中心部は6車線と、これから酷道になるとは思えないくらい立派な道路で、E4東北自動車道仙台南インターチェンジへのアクセス道路でもある。 東北自動車道と交差してもしばらくは4車線が続く。
川崎町では国道457号と重複する。 この重複区間では串刺しおにぎりが見られる。[1] 山形自動車道の笹谷インターチェンジを過ぎると、大型車通行不能、冬季閉鎖区間に入る。
冬季閉鎖区間に入り少しすると、狭隘路に入る。 峠の入口から標高を400mほど上げて、県境の笹谷峠の頂上に至る。
山形県[編集]
笹谷峠の頂上は山形県に入ってすぐのところにある。 山形県に入っても狭いことにはかわりなく、山形県側は286号の南を通る酷道である国道399号鳩峰峠同様カーブや勾配がきつくなる。 狭路はE48山形道の関沢インターチェンジで終わり、ここからは普通の国道に変わる。
山形道の山形蔵王インターチェンジで左折し、ここからは山形の中心部に向かう4車線の幹線道路になり、国道112号と国道348号交点の鉄砲町2丁目交差点で国道286号は終わり。
冬季閉鎖[編集]
笹谷峠を越える山形自動車道の笹谷IC~関沢ICの区間は11月から5月上旬まで冬季閉鎖される。[2]
重複区間[編集]
- 国道48号(宮城県仙台市青葉区)
- 国道457号(宮城県柴田郡川崎町)