嘘松
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噓松(うそまつ)とは、主にTwitterなどのソーシャルネットワークサービス上で時折見受けられる『嘘(妄想)であろう書き込み』のこと。
概要[編集]
実話と称して書き込まれた非現実的・荒唐無稽な体験談が書かれたソーシャルネットワークサービスなどの投稿のこと。
その由来はアニメ『おそ松さん』の画像をTwitterのアイコンに使用しているアカウントがこの手の書き込みをすることが多いからというのは完全に正しい事実ではなく、
- おそ松さんの作中でありそうな出来事を目撃したというツイートをしたアカウントがおそ松さんの画像をアイコンにしていた
- そしてそのアカウントは以前から嘘・妄想の多いツイートを頻繁にしていた
の2点から噓松という言葉が生まれた。
Wikipediaの当該記事には、非現実的・エキセントリックな「目撃談」をTwitterに書き込んだ人物が『おそ松さん』のファンだったから嘘松という表現が生まれたとされている。
嘘松にありがちなキーワードとして
- 電車内
- 女子高生
- 拍手喝采
- 外国人
- 過去の経歴がものすごい老人
などが上げられ、実際に自分が目撃したという体裁に限らず、知人から聞いた話や立ち聞きした話という体裁のものも多い。
嘘松とされやすい内容としては
- 腐女子系(イケメンのBLっぽい言動・行動に悶絶など)
- スカッと系(横暴な人物を正論などで成敗・懲罰)
- 家族・親族系(同居する家族・親族の感動・爆笑エピソードなど)
- オタク系(オタク趣味とされるものを肯定されるなど)
の4つに類型化されているが、いわゆるバズりやすいのはスカッと系とされる。
類似表現[編集]
嘘松という表現が流行る前は、この手の書き込みは創作実話と呼ばれていた。また嘘松と似たような表現に嘘柱・誇張しのぶの2つがある。こちらは漫画『鬼滅の刃』がアニメ化されて大ヒットを記録し始めた頃に広まり始めた表現で、嘘松系の話の中でも鬼滅の刃が絡んだ発言に使われる。
関連項目[編集]
- 痛快TV スカッとジャパン - 嘘松にも多い「スカッと系」の話を番組内で紹介していた