吉兆さんと番内

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吉兆さんと番内(きっちょうさんとばんない)とは、島根県出雲市大社町1月3日に行なわれる民間行事である。大社町に古くから伝わる民間行事で、各地区ごとに笛や太鼓の鳴り物入りで町内を練り歩く。吉兆さんというのは歳徳神と大きく縫い取りした高さ10メートルほどの大幟のことで、これを持って神謡を歌いながら町内を練る。番内とは大きな鬼の面をかぶり、神楽衣装を着けた42歳の厄男で、ササラになった青竹をもって門先をたたき、「悪魔ン祓い」と大声をあげて厄落としをする。

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