司法通訳
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司法通訳(しほうつうやく)とは、日本に在住あるいは滞在している外国人が事件を起こしたり、犯罪に巻き込まれたときに、日本の当局が言葉を通じさせるために警察の取調べや法廷での審理で活動させる通訳のことである。司法通訳は大きく2つに分けられる。
これらはいずれも、外国人に捜査や裁判が公平に行なわれていることを理解させ、自らの意思で裁判に参加することができる権利を保証することが司法通訳人の仕事である。近年、不法残留者を含めた外国人による犯罪が増加しているため、裁判のおよそ1割には司法通訳が必要になっているのだが、司法通訳人は常に不足しがちである。また、司法通訳人になるための資格や試験は明確には存在しておらず、言語能力はあっても別の能力的に問題がある人物が裁判で通訳をするケースもあり、明確な資格が無いので、身分保障のシステムすら整備されていない。