半ズボン
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半ズボンとはショートパンツのことをいう。丈は特に膝丈より短いものをいう。
登場の背景[編集]
古代、ズボンは労働者や遊牧民の着用する衣服であった。これに対して貴族階級はガウンのような衣服を着用した。夏のような暑いとき、ある民族の漁民らは褌一枚で働いたが、ズボンを短くしてはいた民族もいた。これが半ズボンの始まりである。やがて、ヨーロッパの貴族階級はそれまでのガウンから半ズボンを正装に用いるようになり、長ズボンをはく労働者階級を「サン・キュロット」と呼んだ。19世紀に入ると貴族階級も長ズボンをはくようになったが、スポーツが盛んになり、動きやすく、暑さ対策に優れた半ズボンがユニフォームに使われるようになった。
概要[編集]
暑さ対策に優れ、主に夏季に児童が着用するものである。しかし四季を問わずにはく児童もいる。また青年期の女性も着用する。小学生の制服としても着用される。運動用としては冬期に着用することもある。冬期に着用するときはふくらはぎが冷えないようハイソックスを着用することもある。